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 2007/06/12

Aさん『70代の母を見てもらってもいいのか家内と相談していたところです・・・』
医師『?』
Aさん『患者は、若い人ばかりですよね・・年配の人とかいなくって・・・・』
医師『今日のチェックイン画面見ましたか・・・90代が・・、80代が・・70代が・・』
Aさん『ほんとうですね・・』

今日は患者さんとこんな会話がありました。
当院は看板や広告を出していません。建物にもクリニックの名称がなく、わかりにくいからもしれません。
クリニックの目標は早期発見と早期治療ですので、確かに小児科の子達も喘息の予防などでたくさんみえています。でも循環器科(来年からこの標榜科はなくなるらしい・・)といえば心臓病の治療と予防です。脳梗塞や認知症の予防や生活習慣病の治療をし心筋梗塞などを予防したりだとか・・。総合病院に勤めているとご年配の方々が循環器科の診察の前に並んでくださるのですが・・・・。『Bさんは先生に、タバコやめさせられたらしい・・・』『たばこやめないとしぬらしいから・・・・』みたいな。
なくなる標榜科なのになんですが・・。循環器科は心臓病の手術(カテーテル手術やペースメーカー植え込み、不整脈のカテーテルアブレーション)を踏まえて、治療と薬物療法、未病の方へは予防指導と予防治療を行います。

標榜科:社会保険事務局と保険所に届けて、クリニックが何を専門として、何に対応しますという宣言です。重症や特殊疾患をのぞけばちゃんと診てくれると言う意味です。もちろん、重症や特殊疾患の場合は、専門紹介加療は本筋です。当院では標榜していない消化器科や小児の特殊心療内科など紹介が特に多くなります。

なくなる標榜科:厚生労働省は標榜科の改革を宣言しました。私ども循環器科専門医が循環器科と標榜することができなくなるんですね。内科は残ります。総合診療科というのができるようです。当院の形態には近くなりますが。

※注 このコラムの後、厚生労働省の標榜科への対応を変更することが発表されました。コラムの中でも今後、その内容に触れる予定です。


 
 
 
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